『五省会ニュース』は昭和55年に創刊した五省会の広報誌です。
モノクロームの硬派な装いだった初期の誌面は『おにぎり記者』で知られた名物記者、田村昌夫さんの手でつくられ、医療と患者さんをつなぐ病院広報の先駆けとなりました。
平成14年には、フルカラーのミニコミ誌のスタイルに刷新、「まいけ編集室」の堀江節子さんらに編集をご担当いただいてまいりました。
そして平成26年、“まちづくり”を合言葉に活動するデザイン集団「ワールドリー・デザイン」さんをパートナーに、“もっと地域につながる広報”をめざして再度のリニューアルをおこないました。
新誌名の『ようそろ』は「宜しく候」を縮めた造語で、幕末海軍以来、「このまままっすぐ前進せよ」の意味で船乗りたちに用いられてきた航海用語です。海軍兵学校の「五省」を医療者の信条とした創業者・西能正一郎の教えにちなみ、「信頼と奉仕」の医療・介護をまっすぐ貫いていこう、という意を含ませています。