このたび、病院長 西嶌美知春医師が、日本脳神経外科学会 第84回学術総会において、「齋藤眞賞 地域功労賞」を受賞いたしました。この「齋藤眞賞」は、脳神経外科学の礎を築かれた故・齋藤眞博士の功績を記念し、学会が創設した権威ある賞であり、国際賞、社会賞、学術賞、地域功労賞の4部門で構成されています。
今回の受賞は、西嶌病院長が長年にわたり取り組んできた地域医療への貢献と脳神経外科分野の啓発活動が高く評価された結果であり、職員一同大変誇りに感じております。
今後も、西嶌病院長のもと職員一同、地域医療のさらなる発展に努めてまいります。



受賞コメント
長年ご指導賜りました先生方(東北大学鈴木二郎先生、吉本高志先生、富山大学高久晃先生方)、ご推挙および選
考して頂きました先生方(富山大学黒田敏先生 他)、多くの先輩後輩の先生方、そして五省会の仲間たちに深く感謝申し上げます。
今回の受賞は、これまでに一緒に働いてくれた素晴らしい仲間たちあっての賜物です。
東北大学で学位および専門医を取得後、30歳(1980年)から50歳(1999年)までの20年間を新設富山医科薬科大学で過ごしました。出たり入ったりしながら講師を務めました。済生会富山病院、済生会高岡病院、社会保険高岡病院、新潟の斎藤記念病院にも赴任しました。
50歳(1999年)から65歳(2014年)までの16年間は青森県立中央病院で、脳神経外科部長、副院長(救命センター長・脳神経センター長兼務)として働きました。同時に、青森市医師会副会長、青森県高次脳機能障害者リハビリテーション講習会議長、青森県脳卒中対策協議会副代表、県地域メディカルコントロール協議会議長などを務めました。
県病脳神経外科の持つ背景人口は、70万人から80万人と言われ、青森県は医療過疎地域の一つです。津軽半島・下北半島には脳神経外科施設がありませんでした。東北大学から派遣された30数名、富山大学からの9名、京都府立大学、岐阜大学、東京医科歯科大学、弘前大学、自治医科大学、後期研修医などの青年医師たちとの混成部隊を率いて、良く遊び良く学んだ日々は夢のような楽しい時間でした。青年医師たちは365日休むことなく働きました。今では、大学人として、研究者として、最前線の医師として活躍しており、嬉しい限りです。
65歳(2014年)から77歳(今年2025年)までの12年間は医療法人財団五省会西能みなみ病院の管理者兼病院長として若者たちと過ごしてきました。この間、認知症専門医を取得して、頭痛、めまい、ふらつき、認知症、リハビリなどの患者さんに囲まれて外来診療を行っています。五省会の素晴らしさは、患者さんとその家族および職員の幸せをいつも考え、経営を行っていることです。
私よりもはるかに地域医療に貢献された数多くの先生がおられる中、今回の受賞は身に余る幸せです。
今後も微力ながら、患者さんおよびご家族様の幸せのため、地域の医療の向上のために努力してまいります。
西能みなみ病院 病院長 西嶌 美知春