看護部紹介

看護部長ごあいさつ

2021年4月1日に看護部長に就任しました南です。西能みなみ病院は2006年4月に開設した88床の慢性期医療療養型病院で今年15周年を迎えました。私たちは五省会の理念「信頼と奉仕」に基づき、看護職と介護職が協力してケアできる患者さんに優しい病院を目指しています。当院に入院される患者さんの多くは急性期病院から転院して来られます。中には自分の意思を伝えることのできない患者さんや認知機能の低下した患者さんもいらっしゃいます。患者さんにとって看護職・介護職は一番身近な存在になりますので、患者さんの状態に応じて優しく寄り添えるスタッフの育成に取り組むとともに、誰もが患者さんに一番良いケアを提供できるよう、看護職と介護職が協力してカンファレンスをおこないながらケアの実践を進めています。

西能みなみ病院では、患者さんにとって一番良いケアを提供するために多職種で協力するチーム医療に積極的に取り組んでいます。またスタッフがケアに必要な技術や知識を深められるよう、個々に合った院内研修、外部研修に参加できるように支援しており、研修や多職種カンファレンスを通して、看護職、介護職の一人ひとりが日々研鑽することで、安全で安心なケアの提供につなげています。また、子育て世代のスタッフや中途採用者が安心して働き続けられるよう、ワークライフバランスを推進するとともに明るく相談しやすい職場を目指しています。

西能みなみ病院
看護部長 南 峰子

看護部理念

患者さんの尊厳を守り、安心で安楽なケアの実践をする

看護部方針

  1. 医療事故・感染防止に努め、患者さんが安心して療養生活を送れるよう援助する
  2. 多職種で協力し、チーム医療を推進する
  3. 院内外の研修に積極的に参加し、看護・介護ケアの質の向上に努める
  4. 患者に寄り添う看護・介護ケアを実践する

看護単位と内容紹介

看護単位:2階病棟40床 3階病棟48床 外来

看護体制: 20:1 受け持ち制+機能別看護

夜勤体制: 2交代制 3人夜勤

看護部の取り組み

チーム活動

呼吸ケアチーム、栄養サポートチーム、ポジショニングチーム、認知症ケアチーム、摂食嚥下チームなど、専門多職種で入院患者さんの状態にあわせたケアの実践に取り組んでいます。

また、介護職が中心となって患者さんとのレクリエーション「生きがい活動」を月1回実施しています。季節を感じられる工作などの活動を通して、少しでも入院生活が楽しくなることを目指しています。

委員会活動

  • 西能みなみ病院では安全安心な医療提供のため医療安全委員会、感染対策委員会、身体拘束適正化委員会等の委員会活動をおこなっています。
  • 看護部では褥瘡委員会、教育委員会、業務改善委員会、看護記録委員会等の活動をおこない、安全で質の高いケアを目指しています。

教育の取り組み

  • 看護部職員は全員キャリアファイルを持ち自分が学んだことを綴っています。
  • 一人年1回以上を目標に院外研修にも参加しています。
  • 毎年12月に開催される五省会の研究発表会では、看護部やチーム活動から毎年研究発表しています。
  • 日本慢性期医療学会や日本臨床医療福祉学会、摂食嚥下リハビリテーション学会など学会でも発表しています。

看護学生の受け入れ

富山市医師会看護専門学校や富山福祉短期大学の学生の臨地実習も積極的に受け入れています。