早期回復・社会復帰を目指す充実のリハビリテーション

西能病院の入院リハビリテーション

主に整形外科疾患を対象に、手術前後や保存的治療に対するリハビリテーションを実施しています。早期退院、社会復帰に向け、理学療法士と作業療法士が身体機能や日常生活動作能力向上を目指した運動療法を行います。
月2回、医師を含めた多職種でのリハビリ回診を実施し、患者さんの歩行状態、日常生活動作などを確認しながら治療内容、目標設定、退院時期の検討を行っています。

早期回復に向けた取り組み

早期からのリハビリテーション開始が円滑な回復に繋がるといわれており、手術後の患者さんに対しては、手術翌日からのリハビリテーション開始を基本としています。個々の状態に合わせて、からだの調子や痛みを確認しながら実施します。

疾患によっては、退院後も一定期間継続したリハビリテーションを必要とする場合があります。そのような場合には、安心してリハビリテーションを継続できるよう西能クリニックと密な連携を行っています。

  • 術後2日目 膝の曲げ伸ばし

  • 術後2日目 平行棒で歩く練習

  • 術後1週目 1人で平行棒を使って歩く練習

  • 術後1週目 杖歩行練習

  • 術後2週目 徐々に杖なしで歩く練習へ

社会復帰に向けた取り組み

日常生活では、立つ、歩くのみでなく、道具を使う、家事を行うなど、複雑な動きも必要となります。ご高齢の場合は、認知機能の低下も生活に大きく影響します。
日常生活動作練習では、退院後のご自宅での生活をイメージし、様々な練習を行っています。
畳やお風呂のセットなども用意しており、少しでも退院後の生活不安が減るようなリハビリテーションを行っています。

  • 入浴動作のリハビリテーション

  • 和室での生活を想定した畳の間