2013.10.29

手術室で震災を想定したシミュレーションを行いました

平成25年10月29日(火)、西能病院手術室で震災を想定したシミュレーションを行いました。

手術中に大規模な地震が発生。停電の中、自家発電も使えないという最悪のケースを想定し、その中でどのような行動を取ることができるのか、実際に整形外科医・麻酔科医・手術室看護師がそれぞれの役割でシナリオを元に以下のようなシミュレーションを行いました。

1.手術中に大規模な地震が発生したと想定。無影灯を患者から離し安全を確保します。

シミュレーション①

2.停電で自家発電装置も作動しない中、手術をどの程度まで続行するのか、状況判断を行います。

シミュレーション②

3.状況判断の結果、患者をストレッチャーで病棟へ搬送します。

シミュレーション③

当日は院内の作業停電を利用し、実際に停電状態の中でシミュレーションを行いました。非常事態の中で、どの程度の情報収集が必要なのか、手術室内でどのような状況判断が必要なのかといったことを関係スタッフが身を持って体感、全員で振り返りによる情報共有を行いました。