『ロコケン』が「2022年度運動器の健康・優秀賞」を受賞しました
筋肉や骨、関節など運動器の大切さを啓発する『ロコケン』の活動が実を結び、「公益財団法人運動器の健康・日本協会」より地域の優れた活動を表彰する「2022年度運動器の健康・優秀賞」を受賞いたしました。
4月17日に明治記念館にて表彰式が開催され、西能クリニック院長 西能健医師と理学療法士3名が出席いたしました。下記、その報告記となります。
『ロコケン』にご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
「2022年度運動器の健康・日本賞 授賞式参加 報告記」
昨今、超高齢化社会の進行に伴う運動器変性疾患の増加が問題視されており、健康寿命延伸への関心の高まりとともに、その原因となるロコモティブシンドロームの予防が重要だと言われています。五省会でも、2014年、秋ケ島地区住民向けにみどり苑内で開催した「ロコモ教室」を皮切りに、2018年には初の野外イベントとして総曲輪グランドプラザにて大規模な検診活動『ロコケン』を開催いたしました。その翌年には、老化や認知症、口腔機能などの新しいコンテンツを追加した『ロコケン2nd』を市民プラザにて開催し、たくさんの方々にご参加いただきました。
また、2020年より各企業へ直接出張し、働く世代を対象にした検診活動を行う『企業ロコケン』を実施してまいりました。
この度、これまでの活動が実を結び、「公益財団法人 運動器の健康・日本協会」から「2022年度運動器の健康・優秀賞」を受賞される名誉に預かりました。この協会は、運動器の健康づくりを通して、医療や福祉、スポーツの発展を図り、活力ある社会の実現に寄与することを目的に活動されている団体であり、そのような協会から賞をいただけたことは、これまでの取り組みが全国的にも認められるものであったと確信しております。
4月17日の授賞式では、表彰を受けるとともに『ロコケン』の活動報告を行ってまいりました。表彰された他団体による取り組みでは、野球選手に対してのスポーツ検診(学童野球選手に対するエコーによる野球肘と先天性心疾患のスクリーニング活動)や、怪我をしたコウノトリに義足を作成するプロジェクトなど多岐にわたる運動器への活動があり、これからの『ロコケン』の参考となる部分も多く得ることが出来ました。
今年度はコロナ対策を万全にした上で、さらに充実したコンテンツを用意した『ロコケン4th』を7月に富山駅前で開催する予定です。
これからも地域の皆様および企業の皆様に満足していただける活動が提供できるよう邁進してまいります。今後とも五省会とともに『ロコケン』を宜しくお願いいたします。
ロコケン実行委員長 西能健
ロコケンタスクチームリーダー 石田高義・西部涼祐・黒田龍太郎