地域交流セミナー「投球障害を起こさないために」は多くの方にご参加いただきました

平成27年1月18日、西能病院ミーティングルームにおいて地域交流セミナー「投球障害を起こさないために」を行いました。富山少年野球リーグに所属する11チームの選手、保護者、指導者の方々など120名を超す参加者で、会場は熱気に満ちあふれました。

セミナーは二部構成で行いました。第一部は、整形外科センター西能クリニック院長で日本体育協会公認スポーツドクターの山田 均 医師が「ジュニアに多い野球肩・野球肘の症例」と題して、筋力より脳や神経系が発達する児童期の特徴について解説しました。痛みを放っておくとどのようになるのかについて具体的な説明があり、早期発見、早期治療が大切だということがわかりました。小学生にもわかりやすい内容で、山田医師の講義は大変好評でした。

山田医師による講義

続いて第二部は、西能クリニックスポーツリハビリ担当の理学療法士(石吾 亘、山森 克洋、丸山 洵)による「野球肩・野球肘予防のためのセルフチェックとエクササイズ」です。
現在、西能クリニックでスポーツリハビリの処方を受けている患者さんのうち、一番多い競技は野球です。石吾理学療法士は「通院してケガが治っても、痛みの原因をそのままにしておくと痛みは再発する」ということを説明し、ケガをしにくいカラダを作るためのセルフチェックとエクササイズについて実践的な講義を行いました。

参加者の皆さんからは「セルフチェックにより自分にあったエクササイズがわかって良かった」「今後の練習に役立てたい」という感想をいただきました。

五省会では地域の皆さんの健康をサポートするため、今後もいろいろなセミナーを実施していきます。

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