栄養ケアマネジメント

みどり苑では、『苑での生活を豊かに潤いのあるものに』をモットーに、栄養ケアマネジメントに取り組んでいます。素材や味にこだわった美味しい食事を、適切な栄養管理のもとで提供するとともに、徹底した衛生管理により安全性を確保しています。

また食を通して健康を支え、在宅生活の継続にもつなげていきます。

ミールラウンド

「ミールラウンド」とは、歯科医師・歯科衛生士・看護師・介護福祉士・管理栄養士がチームになって、利用者さんの食事の様子を一緒に確認する取り組みのことです。食べ物を噛んだり飲み込んだりする力、栄養の摂り方などをチェックし、必要に応じて食べられるものを少しずつ増やしていきます。退所後の生活を見据えたサポートにも繋がっています。

ホテルメニューランチ

特別感のある食事を楽しんでいただけるよう、「ホテルメニューランチ」を導入しています。
ホテルシェフが考案した、彩り豊かな料理を提供し、見た目でも味でも満足していただけるよう工夫しています。食事の時間が日々のリハビリや療養生活の潤いとなり、心身の活力につながることを目指しています。

嚥下調整食「コード4」

コード4とは、日本摂食嚥下リハビリテーション学会が示す「嚥下調整食分類2021」の5段階の名称の一つです。コード0~4まで、嚥下機能障害に準じて分類されています。
コード4は、嚥下機能(飲み込む力)や噛む力の低下が軽度な方に向けた食事で、硬すぎず、ばらつきにくく、スプーンや箸で切れる柔らかさが特徴で、見た目にも食材の形が分かるよう工夫されています。

調理の工夫

肉や魚は果物由来の酵素を用いた軟化剤に漬け込み、繊維をほぐしてしっとり仕上げています。野菜は長時間加熱で箸やスプーンでつぶれる柔らかさにし、ばらけやすいものは煮物やあんかけにするなど工夫しています。見た目も常食に近い形で提供することを大切にしています。

継続した取り組み

管理栄養士と調理師が硬さやばらけにくさを確認しながら調整を続けています。食事介助の場面でも看護師・介護職員・言語聴覚士などが連携し、安全性を確認。今後も多職種で情報共有を行い、安全で満足度の高い食事を提供してまいります。

料理リハビリ

高齢者のリハビリは、QOL(Quality of Life 生活の質)の向上や生きがいの獲得、ADL(Activities of Daily Living 日常生活動作)の維持・向上を目的としていますが、リハビリ参加を拒まれ、生活が不活発になってしまう入所者さんも少なくありません。

みどり苑では、一人ひとりの生活歴に着目し、料理作業を中心とした生活リハビリを行っています。身近でなじみのある活動を通じて、無理なく楽しくリハビリを取り組めるように工夫しています。